ブルガリ

2つのハートをモチーフにしたゴールドのジュエリーに、パヴェダイヤモンドをあしらった「ドッピオ・クオーレ」や、ゴールドとダイヤモンドをあしらった高級ウォッチ「トリカ」を経て、ガスチューブにインスパイアされたジュエリー&ウォッチコレクション「トゥボガス」が登場するのです。1980〜90年代に人気を博した「トゥボガス」のコレクションでは、特に時計が注目を浴びることとなりました。
1980年代に入ると「パオロ・ブルガリ」がグループの会長となり「ニコラ・ブルガリ」が副会長、そして二人の甥である「フランチェスコ・トラーパニ」が社長に就任して現体制が整います。
「ブルガリ」は、その後も白い磁器を使ったデザインの「チャンドラ」(1994年)や、ゴールドのハートやクローバー、十字架のモチーフをあしらった「XL(エクセール)コレクション」(1997年)と意欲的に新型を発表し続けます。そして「ブルガリ」の象徴的存在として確立された「ブルガリ・ブルガリ」コレクション(1997年)の発表によって、改めてその名を轟かせることになるのです。
そして近年では、B-ZERO1やブルガリキーリングが爆発的な人気を誇っていますね。